毎日つみたてにしよう 〜毎日か毎月か〜【新NISA・実践編#4】
「今からでも遅くない!はじめての新NISA(実践編)」全7回連載の4日目です。
毎日か?毎月か?積立の永遠のテーマ…!⏰
多くのサイトでは「毎月で十分」と書かれています。理由はシンプルで、差がほとんどないから。
ただしこれは購入手数料がかかる商品を前提にした時代の話でもあります。
今はネット証券で投資信託の購入手数料は無料(ノーロード)が当たり前。ならば私ははっきり言います。
「毎日積立こそ最強」です。
毎日積立が強い理由
- 分散効果が最大化される
毎日買うことで、暴落や急騰をピンポイントで掴んでしまうリスクを最小化。 - 誤差じゃない、積もれば大きい
検証データでは「毎日がわずかに有利」と出ることが多く、差は最大0.4%程度。
年間40万円を20年積み立てると、60万円もの違いになる可能性があります。 - 信託報酬の差と同じロジック
0.2%の運用手数料を気にして低コストファンドを選ぶなら、積立頻度による0.4%差も同じように無視できないはず。
なぜ「毎月で十分」と言われるのか?
- 家計管理がシンプルだから
- 毎日だと明細が膨大になりやすいから
- 過去データでは「差が誤差レベル」に収まるケースが多いから
👉 こうした理由から、多くのブログや解説記事は「毎月で十分」とまとめています。
でもこれは「差が小さいから気にしなくていい」というだけで、「毎日が劣る」わけではありません。
むしろ条件が整えば、毎日こそ合理的です。
実務での取り入れ方
- クレカ積立(毎月)+現金積立(毎日)の合わせ技
クレカは毎月しか設定できませんが、現金積立を毎日にすることで両方のメリットを享受できます。 - 自動化で“気づいたら毎日”
証券会社によっては毎日積立の設定が可能。最初に仕組みを作れば後は放置でOK。 - 家計の負担も分散できる
少額を毎日投資することで、1日の支出感覚が小さくなり心理的ハードルも下がります。
今日のまとめ
- 他サイトでは「毎月で十分」と言われがちだが、それは差が小さいからにすぎない。
- ネット証券では購入手数料が無料なので、毎日積立のデメリットはほぼ解消。
- 信託報酬の差を気にするなら、積立頻度による差も無視すべきではない。
- 結論:毎日積立こそ最強のドルコスト平均法。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
ここでラーニングした知識を少しでも日常に活かしてもらえたら嬉しいです😊
それではまた次回お会いしましょう!aomaでした!
次回予告:最大のコツは“やめない”こと。暴落時でもブレない心構えを一緒につくります。