GitHub Pages を独自ドメインへ移行した話
はじめに
これまで GitHub Pages のデフォルトドメイン aoma23.github.io
で運用していたこのブログですが、独自ドメイン aoma23.com
に移行しました。
ドメインは Squarespace で購入し、GitHub Pages に接続しています。
この記事では、その手順や注意点をまとめます。
移行の背景
当初は GitHub Pages のデフォルトURLで十分だと思っていましたが、いくつかの理由から独自ドメインへの移行を決めました。
-
Search Console でインデックス未登録が多数
aoma23.github.io
ドメインでは、Search Console に送信したページの半数以上がインデックス未登録という状況が続いていました。
明確な理由はわからないものの、.github.io
ドメインが原因の一端である可能性も否定できず、SEOの観点から改善したいと考えました。 -
AI時代に向けた布石
今後は AI によって「検索しない時代」が来ると言われています。とはいえ、独自ドメインを持つことは、何らかの形で将来的にも価値が残る可能性が高いと感じています。たとえば独自ドメインがオンライン上での識別子になったり、サービス連携の鍵になるかもしれません。 -
ホスティング基盤を変えてもドメインがあれば大丈夫
今後、GitHub Pages 以外(例:Cloudflare Pages や Vercel)に移行したくなったとしても、ドメインが自分のものであれば URL を変える必要はありません。ドメインを持っているだけで、裏側の自由度が格段に上がります。
GitHub Pages の設定
- リポジトリの設定:
- GitHub のリポジトリに移動し、
Settings
>Pages
を開きます。 Custom domain
にaoma23.com
を入力し、Save
をクリックします。Enforce HTTPS
を有効にします(DNS 設定が正しく行われていれば有効化できます)。
- GitHub のリポジトリに移動し、
- CNAME ファイルの確認:
- リポジトリのルートに
CNAME
ファイルが自動生成され、aoma23.com
が記載されていることを確認します。(自分は最初に手動で作ってしまいましたがw)
- リポジトリのルートに
- リポジトリの公開状態に注意:
- GitHub Pages を使うには、リポジトリを public(公開)にしておく必要があります。
- Private(非公開)では GitHub Pages の公開機能は使えません(GitHub Proでも対象外)。
Squarespace での DNS 設定
- DNS 設定の編集:
- Squarespace のダッシュボードで、購入したドメインの
DNS Settings
を開きます。 -
以下のレコードを追加または編集します:
- A レコード(ホスト名:
@
):185.199.108.153
185.199.109.153
185.199.110.153
185.199.111.153
- CNAME レコード(ホスト名:
www
):aoma23.github.io
- A レコード(ホスト名:
これにより、
aoma23.com
とwww.aoma23.com
の両方が GitHub Pages に正しく接続されます。 - Squarespace のダッシュボードで、購入したドメインの
- 既存レコードの削除:
- Squarespace によって自動生成された既存の A レコードや CNAME レコードがある場合は、削除してください。
リダイレクトの確認
設定後、aoma23.github.io
にアクセスすると、自動的に aoma23.com
にリダイレクトされることを確認できます。
これは GitHub Pages のカスタムドメイン機能によって行われ、HTTP 301 リダイレクトが適用されます。
また、http://aoma23.com
にアクセスした場合でも、ブラウザが自動的に https://aoma23.com
にリダイレクトします。
これは HSTS(HTTP Strict Transport Security)によるもので、セキュリティ向上のために推奨される挙動です。
おわりに
今回、以前から興味のあった独自ドメインに変更することができました。
設定は思っていたより簡単で、やり方もChatGPTに教わってサクッとできました!
GitHubPagesは無料ですが、今後はドメイン代が毎年かかることになります。
どうせやるなら思い切ってもっと早くからやるべきだったなとちょっと後悔。。
でも今日が人生で一番若い日です!
今後は aoma23.com
でブログを更新していきますので、引き続きよろしくお願いします!